ここ数年のメディア露出は異常だと思った「悪態祭り」も、霰が学生時代に四年間の張り付き調査研究を行ったから知りえた変化だったんですが、ことしからさらに変貌していくらしく、2月の時点でなんだかよくわからない企業体と、笠間市が包括提携しておりましたよ。
なんだかなー。一度は廃れて地域の行事から手放されたものだから、その地域の人間がとやかく言える話でもないのですが。
市の提携は悪態祭りに限ったことではなく、市内で行われているお祭り全てがその対象のようです。しかし他所からプロモーションされてまでお祭りを維持存続させ外貨を稼ぐのか、2040年代には避けられなくなるという都市崩壊を座して待つのか、という議論を突き合わせて街の活性化を図っているようにも見えないし、それが行われていても市民に伝わっていない感が強いのですよ。
こういう展開になったら、まあ秘祭奇祭なんてのはおしまいだね。そも、市が放映している悪態祭りの動画を見ても、地元の人なんかいないんですけど。
2018年の悪態祭りは、本日午後に開かれます。