Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

88年の昔

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そう言えば、グラーフ・ツェッペリンの飛行船来訪に比べると、祖母の昔語りにはチャールズ・リンドバーグの霞ケ浦着水譚が無かったなあと一族の記録を発掘したらば、リンドバーグがやって来る前年に、ばーちゃんは祖父のところへ嫁に来て、霞ケ浦やら土浦やらとは疎遠になっていたらしい。

まあ嫁に来てから「飛行機が来る」とか言って飛び出していかれても困るわけで、これはもう致し方ない話でした。

リンドバーグ夫妻が北太平洋航路の調査飛行で根室にやって来たのは、ツェッペリン飛行船来日の2年後、1931年8月のこと。そこから次の立ち寄りポイントとして、当時は彼らに限らずやたらと外来の航空機が訪れていた霞ケ浦航空隊を目指し、湖水に着水したのが8月26日朝。土浦の街はやっぱり大騒ぎのお祭り状態だったことは想像に難くない出来事です。

しかしどういうわけか、ツェッペリンカレーのようなご当地興し素材に、リンドバーグの機体は能動的には扱われていないのが謎です。何も記録が残っていないのかと思えばそうでもなく、土浦にあっては老舗で高級割烹の霞月楼に、比較的詳細な当時の話題が綴られています。うーん、霞月楼かー・・・吾妻庵や保立食堂ほど気軽に行けるコストパフォーマンスではない(あー、二軒に対しては大変失礼な発言)。

以前、霞ケ浦から各地の湖水や沿岸にコミューターを飛ばして新しい交通ネットワークを作ろうという「構想の説明会」に呼ばれ、会場となった霞月楼に出かけたことはありますが、呼ばれたから行けたような(なさけねー)料亭なので、つくばーどで「リンドバーグの云々」とか言ってイベントを仕掛けられるとも思えないです。

どなたか発起人にでもなってくれれば、手配はしますが(笑)

 

間違いの見え方

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二階堂裕さんがブログにおいてパジェロ生産終了の件を、雑誌への寄稿で綴ったことを書いています。雑誌の方は読んでいませんが、言わんとしていることはスーパースージー誌上でも日頃の雑談でも幾度となく聞かされている「モデルチェンジ時の方向性の見誤り」についてです。

クロカン四駆として効率よく合理的に設計されていたパジェロが終焉を迎えるに至ったのは、その車体構造をモノコックにしたことから。という評論です。

しかしそのことを四輪駆動車専門雑誌以外で力説するとして、門外漢の読者(ばかりではないでしょうけれど)に理解できるのかしらん? とも思います。パジェロユーザーさんには悪いけれど、でかくなりすぎ重くなりすぎ燃費がとにかく良くならない。ついでに言えばシュッとしていたデザインがぬめっとしてきてかっこ悪くなったのと、高い。

一般の顧客層なんて、それ以上のことは考えないでしょう。でも、基本性能の話をするなら、ノーマル同士の両車で同程度の腕前同士がクロカンコースを走ったら、半分くらいのセクションでエスクード(初代)は勝てません。

ここからの展開で、二階堂さんはエスクードについても三代目以降の方向性の見誤りを指摘するのですが、これはたぶん、JB64を産み落とす祭に、スズキに対して行ったコンサルティングで散々モノコックを否定し続けプラットホームの存続に成功したからだと思われます。

エスクードではそれができなかった。「何をどう説明しても、技術陣がその『間違い』を理解してくれなかった」ということでした。

はたしてそうなのか? 僕に言わせれば、エスクードの見誤りはディメンションの拡大くらいのもので、技術陣が構造や駆動方式などの一新をやめなかったことは、クロカン四駆として生きながらえる道が閉ざされるという認識だったからだろうと考えています。その意味では、三代目はまあ、オーバークオリティと言っても良かったほどコストがかかってしまったのです。

四代目はさらにドラスティックな変貌を遂げましたが、ここまでのダウンサイジングが限度でしょう。これ以上小さくしたら、小型車としての意義をも失います。イグニスやX‐BEEがあるけれど、それらはやはりコンパクトコミューターであり、エスクードやS‐Crossとは用途が異なります。予告しても良いと思うけれど、いずれ出てくるジムニーシエラのロングモデルのディメンションこそ、スズキが模索している小型車四駆の理想形になるでしょう。

しかしおそらくそれは、初代エスクードのノマドサイズに極めて近いはずです。

もしも五代目以降が存続するのなら、初代がそうであったように、エスクードは再び小型車ジムニーを苗床にして機会をうかがうという道筋が残されています。四代目は「ブランドを維持していく」という結構重要な役目を担っているのです。やれ売れないとかマイナーだとか言われたところで、廃止されたら元も子もない。生き延びる道をつなぐところに、パジェロとの決定的な違いがあるのです。毎度エスクードを引き合いに出されるなら、回帰への道もぜひ切り拓いていただきたい。

み゛?!

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あら珍しい。

出掛けようと玄関開けたら落ちてました。

アブラゼミはよくあちこちで落ちてるけどね。
ミンミンゼミが(家に)落ちてたのは初めて見たかも・・・

新月サンが向かいの公園の木犀に止まらせたけど、その後どうしたかしら?

焼くぜ

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告知する余裕があまりありませんでしたが、たぶん8月末から9月にかけても猛暑は居座るだろうから、「立秋が何だ」のノリで暑気払いです。

本日11時過ぎのスタート、場所は煮炊き焼きの関係からつくばーど基地にて(雨天決行)。牡丹肉も蒲焼も茄子も無くなり次第終了です。というわけでブログ見に来るくらいなら食いに来た方が絶対にお得。参加費用はいらないということなので、ウーロン茶の一本も持参いただければ充分です。

と言ってるそばから・・・

いきなり三筋の牛を焼き始めるSIDEKICKさんは、ついでに豚バラに刻みネギと焼肉のたれを混ぜて揉み出す始末。隣ではクロさんがかーなーり出来の良い茄子とピーマンを火にかけます。で、それがいくらでも出てくる。

ちょっとまて、その肉と野菜、何人前あるんだ?

そこへ、あわや日付を明日だと思い込んでいたAMGさんが駆けつけ、申告していた量のゆうに四倍はある牡丹肉を持ち出すのです。すると間髪入れず青影さんがデザート用にいくつもの和洋菓子を披露し、一旦冷やしにかかるのです。しまった、これはほんとに二升半どころかご飯一升もいらないんじゃないか?(炊いちゃったけどさ)という、どれもこれも食い放題の凶悪な残暑薙ぎ払いとなりました。あとで聞いたら蒲焼は15人前用意されていたそうです。

「さて、BLUEらすかるにも補給をしようか」

青影さんがストックのエアコンガスを持ってきてくれました。測定すると、やはり体感していた通り徐々にガス抜けしていたらしく、充填後は運転席から離れたくなくなるほどの快適さ。

まあだいたいこんな週末でした。サイトレポートはこちら

くっきり。

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お、二重だ。

結構大粒の雨が降ってる最中、日が差してきました。
東の空にくっきりと虹。
うーん久しぶりにアーチ見たー。
夏の夕立の後って感じ。

少しずつ夜は涼しく・・・ならないんだなぁこれが・・・

振り上げた空拳

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盆休みのこと、叔父貴夫婦が帰省してきて「終活」を始め、自宅内の全面的な片づけをしているのだと言う。いくらなんでもまだ・・・多少早いんじゃないの? と受け答えをしていたわけです。

すると、

「捨てずにしまっておくことにしたんだけど、見せようと思って持ってきた」

とA4サイズの紙きれを広げるのです。

それは日付までは書かれていなかったものの、霰5歳くらいで霙3歳くらいのときに描いたと思われる絵手紙でした。妻に聞いたら

「あー・・・そういえば『お礼に何か書きなさい』って言ったことがあったよねえ」

との証言も出てきました。

ふーん・・・あいつらそこそこの絵心はあるんだなあ。あの当時、叔父貴が乗っていたアエラス(エスティマ)の特徴をなんとなくつかんでいる・・・

などと僕が感心したと思いますかっ!!!

この20数年、何度かエスクードの絵を描いてよと頼んだことがありますが、あいつらただの一度もこのリクエストに応えたことはねーんです。

それが、よりによってエスティマだとおっ?!

霰はどこだ!・・・あー会社か! 霙はどこ行った!・・・クラス会か!

こんな愚弄は許さんっ、帰ってきたら各々そこへ直らせよ!

 

まそんなわけで? 台風来ていたらしいですが、つくばーど基地に関してはマイクロバーストの発生によって、なんかずーっとジョーダンじゃねーよってほど暑くていい天気でしたよ。衣類から布団から(布団はコインランドリーに持って行った)洗濯機に放り込んでも投げ込んでも、車庫の屋根下では瞬く間に乾燥完了でしたよ。

 

でもって直らせた奴らに至っては「こんなん描いたっけ?」「描いたんでしょうねー、あるんだから」と、まるっきり忘れてましたよ。

 

これって・・・

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映画は見てない。

超絶埼玉ディスった映画の・・・(笑)
まぁ確かに選挙の度に情報番組やらニュースやらで投票率の低さを指摘してますけど。

目を引くには引くよねコレ。
だからって投票に行こうと思うかは疑問ですが。

夏休みの自由研究

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地方によっては、あるいは教育特区などに指定されている自治体では、ぼちぼち子供たちの夏休みは終了間近です。最近は霰や霙の頃ほど馬鹿みたいな数量の宿題課題は出ていないそうですが、自由研究やってこいと言われると、何をやればいいのか大いに迷ったり思い浮かばなかったりするものです。

で、そんな子供たちに救済策・・・にはならんと思うけどね。

唐突ですが、水戸市の商圏をがらりと変えてしまったショッピングモール。かなり巨大です。これってどれくらいの差し渡しがあるんだろうと、車両の距離計と地図ソフトで計測してみました。

基点となる交差点から、建物がおさまっている区画は直線なので、これを測ると長い方で450m、短い方が350mありました(左図は後述の関係により違う数字になっています)

この縦横寸、空想科学的にどんなスケールなのかというと、こんな数字絶妙に当てはまっていきます。

艦籍番号 SCV-70またはLMSD-71
分類 強襲揚陸艦
艦級 ペガサス級(またはホワイトベース級)
全高 93m説あるいは97m説(艦橋まで約83m)
全長 262m説あるいは250m説
全幅 202.5m説あるいは110m説

モールの建物は上から見るとS字にうねっていますが、あのホワイトベースがミノフスキークラフトで低空から接近してくると、こんな感じの大きさなのであろうと。ぼーっとアニメを見ているだけじゃなくて、そこで語られているスケールを実際にイメージするのは案外大切なことです。

というわけで、身近な巨大建造物と、空想科学的乗り物などをスケール比較するという自由研究は・・・まあ多分提出したら怒られるでしょうかね。

 

 

 

久々のカレー

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大豊作♪

お休み中、わさわさと生る大玉トマト(桃太郎)&ミディ&プチ
塩梅よくナスが採れたところで新月サンが
「夏野菜のカレーが食べたい!」
と言うので、久しぶりに私が作ったカレー。
(普通のカレーは新月サン担当)
久しぶり過ぎて作り方忘れてたけど・・・
大幅には違ってないと思う(汗)

トッピングのブロッコリーは新月サンのリクエスト。
「彩は大事でしょう」だそうです。
この辺り私は構わなすぎて、よく新月サンに指摘されてしまふ・・・

無事に完食。

手   際

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常磐道で起きた煽り運転による傷害事件について、奇妙な出来事がありました。8月9日早朝、仕事に出かけるためその常磐道に入ろうとしたICで、珍しく検問に出会ったのです。

が、免許証の提示は求められず、丁寧な対話で、煽り運転が横行しています、もしそのようなことに遭遇したら距離をとってください。引き離せないと危険を感じたときは運転中でも110番を呼んでください。という指導を受けただけでした。

9日早朝ですから、例の事件自体が起きていません。あれを知ることになるのは12日になってからのニュース映像。ただ、10日の早朝には霰を職場に送っていくためやはり常磐道に乗っていました。

今考えると他府県ナンバーの白いやつに追い越されているような気がしますが、ま、こっちなんかスズキだし(笑・・・ってはいられない)ドイツのSUVなんかには相手にもされず事なきを得ていたのだと思います。

しかしそのことよりも、前日の早朝に、それと思しき話をもって注意喚起されていたという事実。ひょっとすると、7月に発生していたという愛知や静岡の事件を悪質とみなし、警察側ではある程度車種についての特定情報を手に入れ要所において網を張っていたのではなかろうか。

現に、僕は・・・どうやらSUVとみなされ料金所手前で停められましたが車種も色も異なるから対応が柔らかかった。僕の後にやってきた大型トラックは停止を求められませんでした。これが常磐道への入り口というところがなんだか因果めいてなりません。

不幸にして翌日、よりによって同じ路線で例の事件。被害に遭ってしまった人には同情を禁じえませんが、注意喚起の手際のよさに対して、それでも未然に防げないのねーという現実(悪く解釈すれば泳がせていたのかもしれない)、その後波状攻撃のように解禁される情報量とあっさり逮捕の幕切れまで、いろんな意味で怖い話だと思いました。だもんだから、この途上に総出でネットスネーク勢が無関係の人を同乗者だと晒してみたり、炎上狙いの「なりすまし倅」が現れたりのド素人展開には呆れてモノも言えません。

でもねー、結局運転って性格が現れるね。先日の相模川帰りの圏央道追い越し区間(いやそいうい言い方はしないか)で、相模ナンバーの古いラングラーに煽られましたよ。こっちが追い越しを終えて走行車線に戻るまで待てないのかよ。

世に盗人の種は尽きまじ。