Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

100分の2

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ということは、この風景は50台のうちの1台だったわけですが、つまりざっと見回して100台くらいはキャンプに来ていた車の中に、我々以外のエスクードはいなかったのよという、なっさけないカットであります。逆の視点で見ると、かなり目立つ? などというのも過去の幻想です。いまどき大量の荷物も積めない、屋根の開くことにサンルーフ以上の必要性もない、7人なんかとても乗れない車なんていうのは、注目にも値しないのです。

しかしですよ、世のおとーちゃんたち。

「あー、なにあのくるまー」

「屋根なくなっちゃってる」

「かっこいいねー」

「ジープだー」(それを言うな)

という、あなたたちのお子さんの声は、ありがたうれしく聞き逃しませんでしたよ。

与太話はともかく、100台の車が並んでいる風景というのは、どこかショッピングセンターなどの駐車場に行けばいくらでも見られるのですが、ふもとっぱらキャンプ場のようなフリーサイトの牧草地ではどんな風景なのかという印象を、よく知ることができました。すごいんだわ、それくらいの数の車が集まっているシーンって。環境負荷だなんて野暮なことは言いません。この賑わいの迫力がすごい。いやもちろん、それが怖いとか気持ち悪いという見方もあるでしょうけど、我々のコミュニケーションにおいてそれを言っていては(負荷のことを無視はできないにせよ)何も始まらない。

ふもとっぱらのこの風景の中で、車のミーティングというシーンもありました。シトロエンC3プルリエルというのがまた、車種も形も色彩もダントツに目立っちゃうのですが、同じ車同士で集まってきて、昼飯・・・じゃないランチを囲みながら談話して情報交換をオフラインで交わすという楽しみは、端で見物していても楽しそうな雰囲気が伝わってきます。一方で・・・と、比較するわけではないのですが、少しはなれたよそのサイトに、自分ちの車と同じ車種のキャンプ家族が来ているというような風景もたくさんあって、それぞれその人たちにはどんな意識が醸成されたかされなかったか、ちょっと興味があります。

Team WESTWIN Warriors#027

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JXCD第4戦に向けて、Team WESTWINは一路熊本へ走ります。えっ、タカタは広島県でしょ? と思ってしまいますが、これはあれです。目的地へダッシュするために「ぜんまいを巻く」というやつ・・・

「でもぜんまいを巻かれたのはエスクードではなくて、エスクードを載せたトラックの方なのではないか?」

という突っ込みは不許可です。実は島監督は、季節感のないサンタクロースをやっていたのであります。

さて怒涛のぜんまい巻きを経て乗り込んだタカタからの監督の第一声は

「こらあかんですわ」

テクニックステージタカタのコースレイアウトは、全体の8割がフラットに見えるけれど下り。そして浮き砂利。三連のコブまで設定してあるというテクニカルコースで、やっぱり足回りのストロークとタイヤのコンディションにキモがありました。ダートのジムカーナをほとんど下りで行うというステージですから、減速勝負、コーナリングで安定させ、ストレートでハイパワー加速の組み合わせ。トレッドの狭いパジェロミニにとっては、川添選手をして「これは怖いですね」と言わしめるコース設計でした。

案の定、コーナーで安定しているのは、たとえばジムニー勢でもシエラ系のワイドトレッド。ストローク量にも恵まれた彼らは、三連のコブも突破しやすいわけです。川添選手は苦戦を強いられながら、痛恨のシフトミスで空走時間を作ってしまうのですが、本人談で

「全然良いとこなしのぼろぼろです」

と言いながらも、Nクラス3位をもぎ取っていきます。

「後藤くんがですねえ、四駆ローで行かせてくれと言うとるんです。ハイギアードはピックアップがついて来んと」

「タイヤはどうですか。まだ持ちますか」

「それはもう・・・聞かないでっ」

「うへー・・・ならもう好きなようにやらせてあげましょう!」

今回は全クラス通して60台を越えるエントリーの盛り上がりを見せるJXCD。午後にプログラムされている改造車のP1、2クラスは、練習走行時間がなくなり、慣熟走行は一本のみとなります。タイヤが限界に来ている後藤選手にとっては、ぶっつけ本番という状況ながら、寿命間近のタイヤを使い切る作戦としては不幸中の幸いなのです。しかし勝負はもちろん甘くない。福岡、世羅と全力運転しているタイヤで、しかもこちらの要求スペックを「新品状態でも満たしていないであろう銘柄」を使用しなくてはならない事情のもと、エスクードは観戦側を沸かせるド迫力の走りを見せつけます。

「いやあ・・・見た目には派手でかっこいいですわ。あれは写真写りが良いだろうなあ」

島監督はあぶら汗を流しながら苦笑いです。ただでさえトラクションのかからないコースに、ほぼ坊主のタイヤ。エンジンブレーキを封印するという宿題をなかなかまっとう出来ない後藤選手のぎりぎりのパイロット。P1クラスでは100分の何秒かの差を埋められずに第4位。P2クラスでは2回戦で敗退となりました。

「まったくだめでした。車がどうのと言うことじゃないです。どんなコースにも即応できるようになりたいです」

彼らは言い訳をしないところがすばらしいと同時に痛々しい。P2クラスとして走るエスクードといっても、E376‐Ⅱはまだ、ノーマル車両と大差ない状態です。パジェロミニも然りです。それでバリバリの改造車と渡り合っているのだから、実際のところ、ドライバーのポテンシャルはかなりのものなのです。しかしそのあたりをほめてはならないとも、島監督は言います。そうとなれば、エスクードというポリシーを活かしながら、マシンのどこをどのように煮詰めていくか。まだ活路はあると思います。

とりあえず、次のステージは来月。福岡で行われるTDA。川添、後藤両名、頑張っております。

道楽なり

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ふもとっぱら行きにぷらすBLUEを使ったのは、幌を外して走りたかったからに他なりませんが、ことしは忙しさもあったけれど、とにかく暑い夏だったために、屋根を開けるのがようやっとで、コンバーチブルの醍醐味をほとんど活かすことができなかったからです。車から長時間離れてもいられないかとも思いましたが、もっともこんなぽんこつで、持って行かれるものもないから、土曜日の朝から開けっ放しで走ってました。明日は車庫に放置して、もう少し道楽しよう。

行き倒れ。

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私でもなく新月サンでもなく、のまちゃんが・・・(泣)Sレイドしに出かけたら、途中で壊れました。

割れてる漏れてる・・・

土浦くらいなら、まだなんとか(・・・ならないと思うけど)日立ではねぇ。

なんとか一般道で帰れないか引き返してみましたが、水温計の上がり方が尋常ではなく・・・オーバーヒート一歩手前あたりで見つけた通り沿いの自動車屋さんに事情を説明して預かってもらいました。後で迎えに行かなきゃならないけど、休みがあけないといつもお願いしている修理屋さんに連絡がつかないよーん(涙)

さて。ここから最寄駅に帰るのは・・・やっぱり柏で乗り換えるんだよねぇ(汗)何時間かかるんだろう(ま、こうして投稿しているんだから無事に帰っておりまする)

特急乗っちゃったよーん。

朝霧高原の予告

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これは昨年秋

昨年同様の明けの富士が見られるかどうかはわかりませんが、これが見られなかったら「合宿やります」とぬかして呼びつけやがった幹事をたこ殴りにしてやろうと思っております。浜松のジムニー大会に行かれなくとも心は痛みませんが、広島で走る川添君、後藤君のダートラを見に行けないことには後ろ髪を引かれるのです。なぜ見に行けないかといえば、ふもとっぱらで合宿だからです。なんだって同じ日時にこんなにあちこちでイベント三昧なんだろう・・・

というわけで、この合宿は11月に開催予定の「つくばーど 朝霧高原Ⅲ」のための準備が主たる目的で、朝霧高原においては総合幹事をSIDEKICKさんがつとめてくれます。僕はここでは雑用拝命なので「合宿だ、きやがれ」と言われれば拒否できないのです(ほんとかよ)

ついでに言えば、今日もやっぱり不在です。このあと富士山麓を早めに脱出して、桶川経由で19時に東北道佐野サービスエリアにて、らいとにんぐなつくばーどもこなさなくてはなりません。

去年がどんなだったかというと、こんな感じ。

ことしは、以下の要領で予定されています。既に受付も始まっていますので、ふもとっぱらせましとずらりとエスクードを並べたい野望に、ぜひご協力ください。なお、つくばーどでの開催ですので、エスクード限定ではありません。

日程:11月20日(土)・21日(日) ※土曜一泊
場所:朝霧高原及び周辺地域
内容:今回はプレイベントとして「買い出しトライアル」を行い、メインの宴会・歓談を経て翌朝記念撮影(ちょっといい写真が撮れます)
翌日は、前回は紅葉見物しましたが今回は時季柄どうだろう・・・現状未定です。

費用はお一人様¥2100(宿泊代)
別途食費かかります(夕食及び翌朝食分)(¥2000/人を予定)
土曜昼食は「買い出しトライアル」との兼ね合いもありますが各自でお摂りいただく見込みです。

なお、今年はTX92Wことグランドエスクード誕生十周年にあたり、
つきましては当該車種オーナー諸氏のご参加を切に願うものであります。
無論各世代のエスクードオーナー様もこぞってお集まりくださいませ。

取材にて不在です

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この週末は、浜松においてジムニー40周年記念イベントが開かれ、二階堂裕さんによれば「今回はね、ジムニー1000台並べて空撮やるんだ」という意気込み。まあなんとも大きな企画です。でもって「そんなイベントに行ってられるかい!」(負け惜しみ)とこれを蹴飛ばし、本年の買出しトライアル開催のための取材に、富士の宮の町に出かけております。

富士宮で買出しトライアル。なんかもう、仕掛けがばれちゃいそうですが、焼きそばはとりあえず外してます。

Team WESTWIN Warriors #026

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テクニックステージタカタで開催されるJXCD第4戦に向けて、Team WESTWINの準備も着々と進んでいます。

現在、いくつかのダート競技に参戦する中、彼らが最も力を入れようとしているのが、JXCD。川添・後藤両選手のパイロットする四駆それぞれに、クラス分けされているとはいえ無差別級に近い仕上がりの車たちが群雄割拠しており、レース自体は抜きつ抜かれつのデッドヒートこそないものの、目の当たりにするライバルのドラテク、見せつけられるタイムに対して、いかに闘志を燃やし、クレバーなパイロットに徹するかを要求されるのが、JXCDのタイムアタックです。

XCダートレースで苦戦を強いられた、彼らの耐久レース用パジェロミニと、JXCDに投入している川添選手のパジェロミニは、別の固体ですが、テクニックステージタカタのコースレイアウトは、世羅のフラットに近いおおらかなアップダウンとはいくらか異なり、旋回性能の限界を超えやすそうなトラップが待ち受けているようにも見えます。トレッドの小さなパジェロミニにとっては、まさに腕の見せ所といった感があります。

同様のことが後藤選手のエスクードにもあてはまり、こちらはトレッドが広いといっても、タイヤに無理が来ているらしく、トラクション、グリップともにぎりぎりの戦いになりそうです。実は第2戦の段階で、エスクードのストラットに関しては減衰力はほとんど無くなっていて、コイルとタイヤの性能でカバーしていたことが、島監督の談話で明らかとなりました。

「それ、いつわかったの?」

「いやほら、せめてショックくらい換えてやらんと。と、カヤバに入れ替えたときに抜き取った筒を見て、こりゃだめだわと」

さ、最近のことじゃないか(笑)

コイルスプリングに関しては、今回も純正部品を踏襲する予定ですが、ここへきて磯田選手からトライアルウインのキットを提供するという朗報も届き、過日福岡に出かけたあおいろさんからは、別のコイルも送り込まれ、選択の余地が出てきました。問題はそれらをどのように組み合わせるか、なのですが、とにかく硬い足回りにしてほしいという後藤選手のリクエスト。カヤバのショック以外は、みな「しなやか系」というのが複雑な選択肢になっていきます。

「彼はしかし、これだけの援護を受けられることが恵まれています。パーツのストックが得られるのはありがたいことで、彼の車に適さなかったとしても、うちで構想中の次のエスクードに活かしたいです」

後藤選手は、現在、ステアリングフォーメーションの改良という要望を出しており、監督はこれを足回りのセッティングで応じています。要は、クロカン志向の設計である初代エスクードのボール・ナット式ステアリング形式による、キックバックマージンが、ダートラの旋回においては応答性の悪さとなって現れるのです。トーの調整をどこまでやるか、監督は位置決めに何度もトライしているそうです。

伊達じゃない

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室内だと発色しないや

「太陽の光が一ヵ所から来るのって、わざとらしいわね」

なんて言葉を17か18の娘っ子に、隣でつぶやかれたら、何を小生意気なことを!って思っちゃうだろうなあと考えることがあります。たぶん、軟弱者なんです。しかし素性を隠そうとするためとはいえ、おそらくは夜の、酒場のカウンターで真っ黒のサングラスをするような馬鹿っぽい小生意気よりは、なんぼかかわいらしい、と思っちゃった時点で、あー、オヤジってやだなーと自虐に陥るのでした。

今になって岩手のツーリングにさかのぼるのですが、めがねを新調して持って行きながら、初日は取り替え忘れて荷物の中に埋もれさせていまして、二日目にそれに気がついて取り替えて使っていたのが、2個目として作った「度つきの偏光レンズ」仕様。

つまり屋外で紫外線が多ければサングラスに変化し、室内や夜間は色が抜けるというやつです。ほんとは、ガーゴイルのプリメーラ、みたいなごっついサングラスがほしいんだけれど、田舎じゃ売っていない(というより、どこで売ってるんだろう?)ことと、流行の形のサングラスに度を入れられても、頭骨がでかいためにどれもこれも全く似合わないために、頑なにこの形のレンズに度を入れて偏光させねばならないのでした。

これが2個目と書きましたが、実は初日に使っていためがね(さらにいえば、ここのところ日常で使っているやつ)も、同じタイプの偏光レンズなのです。ところが、一時期乱視がひどくてそれように調整しなおした色のついていないめがねを多用して、偏光レンズのやつをケースに入れたまま一年ほど放置しておいたところ、これがどうしたことか、紫外線を受けても変化しなくなってしまったのです。

「ちくしょー、安物ってこれだから・・・」

と、値段のせいにして(するなよ)眼鏡屋さんにその理由を聞いてみたのですが、眼鏡屋さんの美人だから許すおねいさんは、説明ができませんでした。特にその後調べなおしてもいないので、そういうものなのか不良品なのかは不明のままです。ただ、数年前に作ったときは、なんだこの分厚いレンズはと驚いたものが、今回はけっこう普通の厚さというか薄さで出来上がってきたので、これは感心。でもやっぱり安物なので、ある日突然偏光しなくなるのかもしれません。

再びふもとっぱらへ

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「秋の朝霧(つくばーど)に向けて強化合宿を行うので、参加すること」

と、朝霧高原イベントの総監督であるSIDEKICKさんから呼び出しをくらってしまいました。そのために18日の土曜日にふもとっぱらまで行ってくるのですが、例によって仕事が終わってからその足で赴くため、背広にネクタイ姿のあの格好です。まあ、それはもう慣れっこだから良いんですが、問題は17日の金曜日。

仕事が7時くらいに終わったとして、土曜日の10時と言われている富士宮合流まで、どこにいればいいの?

車を隠しておく地下で寝てればいいのだろうけれど、日付が変わるまでには出なくてはならないのです。でも行き先が富士宮ですから、ゆっくり走っても明け方前に到着してしまうですよ。

案外、こういうときの時間の使い方が下手です。昔なら体育会系で「問答無用の夜会です」とか言ったものですが、最近は奥ゆかしいので、声などかけられません(うそくさい発言)

どこか、夜明かしにいいとこないですか?(やっぱり沼津あたりの温泉施設か?)

イタチョー あおいろ

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自称他力本願と言い切ってはばからないあおいろさんの、世を忍ぶ仮の姿の、さらに裏の顔。「つけてみそかけてみそ」を使ったカツサンドで注意を引いておいて、本命に味噌煮込みみうどんを作り始めます。

「いやしかし、これは即席麺ですから」

とはいうものの、鶏肉やあぶらあげや葱やらの仕込みはしっかり行われており、絶妙の湯で加減とあいまってのうまい煮込みうどんを振舞っていただきました。

あおいろさんは最近、キャンプデビューも果たし、週末となると川崎から利根川を渡っているらしいです。もちろんいつの間にか道具類もそろっていて、テントもタープもツーバーナーコンロもそろいにそろっています。うらやましい、テント泊だけは、うちは子供たちに手ほどきするのを失敗していて、スタンダードなキャンプだと、まずれいんさんが拒否権発動するのです(彼女の父親がキャンプ指導員で、子供のころはスパルタでキャンプに連れて行かれた反動らしい)

しかし菜箸など使わず、質量の大きなうどん麺をトングでゆでているところが、いかにもあおいろさんらしい。そのトング、なぜかうちの土鍋の中に納まってましたんで、預かっております。