10年前だと、オフラインミーティングの様相というのは、イベント性は何もなくて、極めてこぢんまりとしていたのだと、過去のレポートを見直してみてあらためて感じています。それだけ気楽に設営して、あとさきのことはどうにかなるねとやっていたフシがあります。
自ら意識して開いたのは春と秋の「SUZUKIっずミーティング」、ESCLEVでも初回立ち上げの「えれめんつ1」だけなのです。つくばーどとして2003年度に7つのレポートがあるうち、岩間は実際にはE-Act。あとは私的ツーリングばかりで、ミーティングの体をなしているのは山梨の林道ツーリングだけでした。まあそれでも4回やってりゃ大したものなのですが。
イベント性を取り込んでいくのは、2004年のBレイド開催からで、その都度アイデアをひねり出してやってきました。一番受け入れられたのが集結型を取らないSレイドだったというところが、狙いが当たり過ぎで拍子抜けしたものですが、これらも10年続けてきて、参加者の日常も変化したりピークを過ぎたりで、開催側の力不足に苦悩しているところです。
で、ことしの構想を羅列してみると、以下のようなことになります。
✩第16回Bレイド & つくばーどinにかほ高原 7月末
✩つくばーどin朝霧高原Ⅵ 9月
✩つくばーどin妙高高原Ⅹ 10月ないし11月
いきあたりばったりの「らいとにんぐ」は省かれています。
ここで問題なのは、Bレイドと、にかほ高原。誰か来るのか? というこの距離感が、毎度の壁。またBレイド・・・という声もあるので、今回のBレイドはかなり趣向を変えていきます。「薔薇盛りのババヘラアイスを探す『B』」という、ある意味買い出しトライアルに近いBレイドを考えています。
つまり、開催地は秋田県であるという壁に対して、宿泊地をどう確保するかがふたつめの課題。首都圏からここまで連れてくると、キャンプ場泊というのはどうなのよ?という葛藤があります。しかしさっさと予約を取らないと、宿も埋まっていくのが夏の東北。開催まで間があるようで、実際には即決即断しないと、実行困難になってしまうのです。
しかし、この時期の鳥海山や仁賀保高原から眺める海は絶妙の景色。できれば男鹿半島まで北上して、写真のようなシーンを走ってもらいたいわけです(ダートもあります)。常連の参加者に限らず、東北地方のエスクードユーザーさんにも、つくばーどってあほなことやっているなあと面白がってもらいたい。そういう気持ちだけは走っているのですが、どうアピールしたらいいものやら。